リフォーム業者の選び方について!後悔しないためのポイント
サンテレビ「アサスマ! 」で防音工事の匠が紹介されました!
防音工事に限らず、自宅のリフォーム工事を検討した時には、一番最初の業者探しが重要なポイントになります。リフォームの仕上がりは、依頼する業者の技術力に大きく左右されることから、一番最初の段階となるリフォーム業者の正しい選び方をおさえておく必要があります。
世の中には、住宅リフォームを生業としている会社が数多くあるため、どこに工事を依頼すれば希望通りの仕上がりを実現できるのかで迷ってしまう人が多いはずです。そこでこの記事では、リフォーム工事業者の探し方や正しいリフォーム業者の選び方などについて解説します。
そもそもリフォーム業者はどのように探しているのか?
それではまず、自宅のリフォームを検討した人が、施工を依頼する業者をどのような方法で探しているのかについて解説します。ここでは、国が定期的に行っている住宅市場動向調査のデータからご紹介していきます。
リフォーム業者の探し方について
国土交通省による「令和6年度住宅市場動向調査」によると、自宅のリフォームを検討した時、施工を依頼する業者については「以前からつきあいのあった業者」を選んだという回答が最も多かったという結果になっています。その他の回答については、以下のような割合となっています。
- ・以前からつきあいのあった業者:25.3%
- ・知人からの紹介:24.4%
- ・店舗:20.9%
- ・インターネット:17%
- ・折り込み広告:6.4%
- ・業者の直接セールス:4.1%
- ・リフォーム雑誌:0.6%
- ・その他:7%
- ・無回答:3.7%
上記のように、リフォーム工事を依頼する業者を選ぶときの基準としては、「以前からつきあいのあった業者」「知人からの紹介」を合わせると約50%となり、自分や知人が知っていた業者は信頼感があるため利用しやすいと考えている方が多いようです。
今の時代、リフォーム業者はインターネットを使って自分で探しているというイメージが強いため、上の割合だけを見ると、少し少ないように感じるかもしれません。ただ、令和2年に実施された同調査のデータでは、インターネットで探した人の割合が12%だったというデータもあります。これが僅か4年で17%まで増えているということは、やはり年々、インターネットを使って自分で検索するという方が増えているのだと思います。実際に、令和2年においては、「以前からつきあいのあった業者」「知人からの紹介」の業者に依頼した人は、6割を超えていたという結果になっています。探し物があった時には、「まずネットで検索する」という行為が多くの年代で習慣化しているので、今後もネットで検索するという人の割合が増えていくと予想されています。この場合、業者の良し悪しを自分で判断できる目を持っておくことが非常に重要になるでしょう。
リフォームの相談は何社にすべき?
リフォーム工事の施工を依頼する業者を選ぶときには、複数の会社に相談し、提案内容や見積り内容を比較検討できる状態を作ることが大切と言われています。しかし、上で紹介したデータからも分かるように、リフォームを検討した時に、1社からしか見積りをとっていないのではないかと思えるような状況になっています。「以前から付き合いがある」「知人から紹介された」となると、他の業者に相談して相見積もりを取るという行為が「失礼に当たるのではないか?」と考えてしまい、1社からしか見積りをとらずに、そのまま契約してしまっている人が意外に多いと言われているのです。
しかし、リフォーム工事は、依頼内容によって費用が変わるものですし、各種リフォーム工事の相場観を理解しているという方は少ないはずです。また、業者側も、得手・不得手があるので、付き合いがある業者が苦手とする工事を依頼した場合には、費用が相場よりも高くなったり、仕上がりに不満を感じてしまうといった失敗をする可能性があるのです。
リフォーム工事を依頼する業者探しでは、あらかじめ1社だけに絞って相談するという行為はリスクが非常に大きいと言えます。工事後に「この業者に依頼したほうが費用が安くなったのだ…」と気付き後悔しないためには、良さそうに感じる業者を複数ピックアップし、提案と見積りを提出してもらう方が良いのです。そうすれば、各社の見積り金額を比較することができるようになり、希望する工事の相場観がつかめるため、割高な業者を選ばなくて済むようになるはずです。
リフォーム工事を検討した時には、最低でも3~4社程度に相談し、比較検討できる体制を作ることがおすすめです。
リフォーム業者の種類と探し方ごとのメリット
一口にリフォーム業者と言っても、さまざまな種類の会社が存在します。リフォーム業者探しをするときには、それぞれの会社の特徴をつかんでおく必要があるため、ここでは業者ごとの特徴と上で紹介したような探し方ごとのメリットを簡単にご紹介します。
リフォーム工事を依頼できる会社の種類について
まずは、リフォーム工事を依頼できる会社の種類について解説します。リフォーム工事の相談をできる主な会社は以下のような業者となります。
- ・住宅メーカー
一つ目は住宅メーカーです。住宅メーカは、新築住宅の建築を請け負う会社というイメージが強いですが、多くの場合、自社物件のメンテナンスを担うリフォーム部門を設けています。新築住宅を購入した際には、長期的な保証が付いていて、点検や修繕、設備の入れ替えと言ったリフォームなどを依頼することができます。つまり、この住宅メーカーのリフォーム部門は、多くの職人を抱えているため、自社物件以外のリフォームも対応することができるのです。注意が必要なのは、住宅メーカーの場合、下請け企業との協業体制を構築してリフォームを実施する場合が多いため、工事にかかる費用について割高になる傾向があります。 - ・工務店
工務店は、住宅メーカーなどから新築工事などを請け負うような会社も多いです。一般的に、家族を中心に十数人の職人を自社内に抱えて仕事をしています。そして、新築工事に合わせてリフォームの依頼も受けている会社がほとんどで、一般的な住宅リフォームのほとんどに対応できます。企業規模が大きな建設会社などと比較すると、高度な設計をすることが難しい、デザイン性の自由度が低くなりがちというデメリットがあるのですが、その一方で、自社施工となるためリフォームにかかる費用が抑えられる点が魅力です。 - ・専門工事業者
専門工事業者は、内装工事、電気工事、屋根工事、塗装工事、防音工事など、部分的なリフォーム工事を専門に請け負っている工事業者です。例えば、ハウスメーカーに防音工事を依頼した際は、最終的に施工を実施するのはハウスメーカーではなく、我々のような防音工事の専門業者が実施します。つまり、直接専門業者に工事を依頼すれば、ハウスメーカーへの仲介料がかからなくなるのです。実施したいリフォーム工事が1種類であるという場合は、専門業者に直接依頼したほうがコストを抑えられます。ただ、業者ごとに特定の工事しか依頼できないので、「外壁塗装と屋根の葺き替えを一緒にしたい」などといった場合、2種類の専門工事業者とのやり取りが必要になり、手間がかかります。 - ・ホームセンターや大手家電量販店
最近では、ホームセンターや大手家電量販店がリフォームを請け負うようになっています。専門のリフォーム部門を設けている会社が増えていて、いろいろな工事に対応可能となっています。店舗型で大手企業となるので、悪質なリフォーム詐欺に引っかかる可能性が少ない点が大きなメリットになります。ただ、自社で職人を抱えているわけではないため、自社施工で工事を実施するのではなく、施工は地元の下請け業者に依頼するという形になります。費用面は、仲介料が上乗せされてもハウスメーカーなどよりも安い傾向にあるのですが、最終的に施工を実施する下請け業者の質によっては、満足できる工事にならないケースがある点に注意が必要です。
上記のように、一般住宅のリフォーム工事に対応できる会社はさまざまあります。どこに依頼するのかによって、工事にかかるコストや仕上がりの質に大きな格差が生じるので、慎重に選ばなければいけません。
業者の選び方ごとのメリット
それでは、リフォーム工事を検討した時に、選び方ごとのメリットについてもご紹介しておきます。
- ・以前から付き合いのあった業者に依頼する
家を建ててもらったハウスメーカーに相談する、過去に他のリフォームを依頼した会社に相談する、近所にある工務店に相談するという方法は、リフォーム業者の選び方として最も多い方法とされています。業者のことを昔から知っている場合、気軽に相談することができますし、人間関係が既にできているため、打ち合わせなどもスムーズに進みやすい点がメリットです。 - ・知人に紹介してもらう
過去に同様のリフォーム工事を実施した知人に、その知人が利用した業者を紹介してもらうという方法も多いです。知人が利用してトラブルなく工事が完了した、満足度が高い結果となった業者であるため、安心感のある選択肢となるでしょう。 - ・折り込みチラシ
新聞広告やポスティングチラシを見て、相談する業者を決めることも可能です。リフォームを検討する際に知りたい情報が集約されているため、情報収集の方法としては非常に便利です。多くの場合、価格なども記載されているので、他社との価格比較などにも利用でき、キャンペーンなどが実施されていれば、お得に工事ができる可能性もあります。 - ・インターネットを使って自分で探す
インターネット検索をすれば、希望するリフォーム工事に対応可能な会社が一覧表示されます。例えば、住んでいる地域名と希望するリフォーム工事の内容を検索窓に入れて検索すれば、最寄りのリフォーム工事業者のwebサイトが表示されます。また、一度の情報記入で、複数のリフォーム会社にまとめて見積り依頼ができるような一括見積りサービスなどもあるので、効率的に複数の業者を比較できる点がメリットです。
リフォーム工事を依頼する業者を選ぶ方法としては、現在でもかかわりのある業者や知人の紹介という方法がメインとなっています。ただ、年々、インターネットで自分で検索するという手法を採用する人が増えているので、自分に合う方法で探すと良いでしょう。
リフォーム業者選びに失敗しないためのコツ
それでは最後に、リフォーム業者選びに失敗しないため、おさえておきたいポイントといくつかご紹介します。また、インターネットを使って自分で検索する際の注意点などについてもご紹介しておきます。
優良業者を選ぶためのコツ
まずは、希望するリフォーム工事をしっかりと実施してくれる業者を選ぶためにおさえておきたいポイントをいくつかご紹介します。
- ・希望するリフォーム工事が得意な業者か?
リフォーム工事業者は、それぞれ得意とする工事の内容が異なります。例えば、音の悩みを解消するために防音工事を検討している方が、一般の内装工事業者の施工を依頼した場合、見た目が良いだけで性能に満足できない仕上がりになってしまう可能性があるのです。そのため、工事を依頼する業者を選ぶときには、自分が希望するリフォーム工事を得意としているのかきちんとチェックしましょう。例えば、業者のHPにアクセスし、過去にどのような施工を行ってきたのか、施工事例を確認することである程度の得手・不得手が分かるはずです。また、過去にその業者を利用した人の口コミ情報や、必要な資格や許可を得ている業者なのかを確認することで、業者の質を判断することができます。 - ・要望に合った提案をしてくれるか?
提案力が高い業者を選ぶことも大切です。あなたの要望に対して、的確な提案内容になっているのか、また提案に関するメリットだけでなくデメリットについてもしっかりと説明してくれるのかを確認すると良いです。会社側の意見ばかりを押し付けてくる業者は、顧客のことを考えているのではなく、自社の利益を追求している証拠です。あなたの要望に対する提案だけでなく、コストをかけた場合の提案とそのメリット、その逆にコストを抑えた場合の提案とそのデメリットなど、複数のプランを提案してくれるような業者は安心できるはずです。 - ・質問に対して正確に回答してくれるか?
業者選びでは、質問した時の対応もチェックすると良いです。施工内容に関する不明点や、見積り内容に関する疑問点などを質問した時、難しい専門用語を使って曖昧な回答をするような業者は信頼できません。後のトラブルを防止するためには、契約前に疑問点があれば、きちんと解決しておくことが大切なので、どのような質問に対しても、分かりやすく明確に回答してくれる業者を選びましょう。 - ・担当者と相性は良いか?
工事の内容とは関係ない部分かもしれませんが、意外に重要になるのが業者側の担当者との相性です。人と人の関係なので、どうしても相性が合わない…と感じる担当者さんもいます。この場合、まともな提案をしてくれていたとしても、いざ施工に入ってから密なコミュニケーションが取りにくくなり、不満の残る結果になる可能性があります。業者の担当者は、各種相談の窓口となる人なので、その人との相性が合わないと感じるのであれば、担当者を変えてもらうか、他の業者に相談する方が、最終的な満足度は高くなると思います。 - ・アフターフォローについて
リフォーム工事後のアフターフォロー体制についてもきちんと確認しておきましょう。設置した設備に初期不良がある、工事後に壁や床の傷に気付いたなど、リフォーム工事完了後にトラブルが発生する可能性もあります。リフォーム工事に関する保証やアフターサービスの内容は、企業ごとに変わるため、何の保証もない会社と契約した場合、後に発覚するトラブルで泣き寝入りすることになるかもしれません。工事後も、何十年と住み続ける家となるわけなので、リフォーム後のアフターフォロー体制がどうなっているのか、工事に対する保証がどうなっているのかは事前に確認しておきましょう。
リフォーム工事を依頼する業者を選ぶときには、上記のようなポイントをきちんと確認しておきましょう。
リフォーム業者選びの際の注意点
最後に、リフォーム工事を思い立ち、工事を依頼する業者を選ぶときの注意点についても簡単に紹介します。
- ・口コミを信用しすぎない
インターネットで業者探しをする際には、業者のHPの確認に合わせて、業者名で検索して過去の利用者の口コミを確認する人が多いです。そして、悪い口コミがある業者はNGで、良い口コミがある業者を選ばなければならないと考えるわけです。もちろん、この認識が間違っているわけではないのですが、口コミ情報を過信しすぎるのは良くありません。そもそも、リフォーム工事に対する口コミに関しては、満足した内容よりも不満を感じた内容の方が記載されやすいという特徴があるのです。工事中に何らかの不満を感じると、マイナスの評価をしなければならないと考えますが、予定通りにスムーズに工事が進んだ場合、多く方はわざわざ口コミを入れる必要はないと考えるものです。つまり、1つの悪い口コミに対し、その裏には本来書いてもらえるはずの100個の良い口コミがある可能性があるわけです。もちろん、悪い口コミばかりが並んでいるという業者は危険ですが、多くの良い口コミがある中で、一つの悪い口コミがあっても、それに注目する必要はさほどありません。 - ・相談する前に要望を固めておく
リフォームの業者探しでは、ふわっとした要望があるだけで「とりあえず業者に相談してみよう」と言ったスタンスの方も多いです。しかし、希望するリフォーム工事の内容が固まっていない状況で複数の業者に相談した場合、相談内容がまちまちになり、業者から出てくる提案と見積りの内容が比較検討できない状況になってしまうのです。当然、工事の内容が変われば、それにかかるコストは大きく増減します。その状態で最も安い見積りの会社を選んでも、本当にそのリフォーム工事をあなたが望んでいるとは限らないのです。リフォーム工事の相談をする際には、どんな悩みがあって、それをどの方法で解決したいのか、あなたの希望をある程度固めたうえで、全ての業者が同じ工事に対する提案と見積りができる状況を作ることが大切です。
業者に相談する際には、上記のような事を頭の片隅に入れておきましょう。
まとめ
今回は、自宅のリフォーム工事を検討した時、工事を依頼する業者を選ぶためのポイントなどについて解説しました。
記事内でご紹介したように、現在でも知人の紹介や昔から付き合いのある業者に工事を依頼する方が多いのですが、満足のいく工事を最も費用を抑えて実施するには、その選択が正しいとは言い切れないのが実情です。1社にしか相談していない場合、業者側が提示した内容が本当に正しいのか分かりませんし、コストも相場通りなのか判断の使用が無いのです。
したがって、リフォーム工事を依頼する業者を選ぶときには、記事内でご紹介した内容を頭に入れ、複数の業者に相談してその中から正しい選択をできるようにしましょう。