防音工事の匠が作る防音室は、高機能塗り壁材『深呼吸』が標準仕様!実はこの内装材、すごい効果を持っています!
今回は、防音工事の匠が作る防音室が、他の防音工事業者が施工するものと決定的に異なるポイントについてご紹介していきます。
防音室は、自宅で楽器の演奏を楽しみたいという方や、ホームシアターなどを設置して映画館さながらの大迫力で楽しみたいという方がそれなりのコストをかけて作るものです。当然、防音室を作る時には、ほとんどのお客様が、一生モノの防音室と考えて業者に施工を依頼していることでしょう。しかし実は、防音室というものは、通常の居室と比較すると、機密性が非常に高いという特性から、高温多湿の日本の気候下では、何の対策も無ければ数年で防音性能が低下してしまう恐れがあるのです。
実際に、弊社にも他社で施工した防音室の手直しの相談などが良く入るのですが、こういったケースでも完成から2~3年で音漏れが気になるようになった…なんて声が多いです。そして、こういった依頼について、ほとんどの場合防音室の壁を解体してみると、湿気により壁内がカビだらけになってしまっているのです。要は、吸音材として施工されている材料が、本来の機能を果たせなくなっていることから、防音性能が低下してしまっているわけです。
そしてさらに恐ろしいのは、防音室の壁がカビだらけということは、その部屋の中にもカビの胞子がたくさん浮遊しているということです。つまり、防音室内で活動することにより、最悪の場合、ご家族の健康被害が引き起こされてしまう恐れすらあるわけです。
そこで防音工事の匠では、防音室を求めているお客様が、より安全により長く防音室を利用できるよう、防音室の内装に高機能塗り壁材『深呼吸』を標準仕様として採用することにしています。さらに、壁内もきちんと換気できるシステムも独自に開発して安全な防音環境をご提供しています。
この記事では、お客様からよく質問されるケースが多くなっている、高機能塗り壁材『深呼吸』が持つ稀有な効果をご紹介しておきます。
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高機能塗り壁材『深呼吸』とは?
それではまず、高機能塗り壁材『深呼吸』がどのような建材なのかを簡単にご紹介しておきます。この内壁材は、メーカーサイト内でも「圧倒的 高機能な優れた塗り壁材」と解説されるほどで、開発者の自信がうかがえますね。
高機能塗り壁材『深呼吸』は、8種類の天然素材が採用されている非常に安全な壁材となります。近年、新築住宅を建てる時には、24時間換気が法律で義務付けられているのですが、これは、通常の壁材や天井材などの建材について、多くの化学物質が採用されているからです。家を建てたばかりのころは、壁や天井などからさまざまな化学物質が排出されていますので、非常に機密性が高い住宅が作られるようになった現在では、家そのものが吐き出す物質により、人々の健康被害が引き起こされるようになっているのです。皆さんも、シックハウス症候群という名称を耳にしたことがあると思うのですが、これを防ぐために、建材から吐き出された化学物質を排出する目的で、24時間換気システムが設置されているわけです。
この点、高機能塗り壁材『深呼吸』は、100%自然素材の8種類の成分にこだわり、開発された室内専用の高機能な塗り壁材となります。施工は、水を混ぜて天井や壁に左官コテで塗り固められるのですが、この壁材は固まった瞬間から、「除菌・抗菌・調湿・消臭・耐火・防汚・自浄・遠赤外線・省エネ」などの高機能性を発揮してくれます。さらに、『深呼吸』と名付けられた所以でもあるのですが、壁に塗られた材料が、呼吸するように、一年を通して室内の湿度を約40%~60%にコントロールしてくれるという効果まであるのです。
そして何より、自然素材のみが使われた壁材ですので、室内で生活する人に対しても非常に優しく、喘息やアレルギー、アトピー、化学物質過敏症、シックハウスなど、さまざまなアレルゲン物質を壁が吸着してくれ、99%死滅させるとされています。したがって、この内壁材を採用すれば、室内で生活する人はもちろん、ペットなども含めて健康な暮らしを見守り続けてくれるわけです。
防音工事の匠では、こういったさまざまな効果をもたらせてくれる、高機能塗り壁材『深呼吸』を防音室の仕上げ材として標準仕様としています。防音室は、非常に高い気密性を誇りますので、湿気がこもってしまうことで早期の防音性能の低下が悩みの種となるのですが、弊社の防音室は、壁自体が湿気をコントロールしてくれますので、安全で快適、さらに長持ちする防音室を実現します!
高機能塗り壁材『深呼吸』が持つ効果とは
それでは、防音室の内壁材として高機能塗り壁材『深呼吸』を採用することで得られるメリットについてもご紹介していきましょう。この壁材は、調湿効果を持つことから、どうしてもカビが発生しやすくなるという防音室の弱点を解消してくれるのが最大のメリットと言えるのですが、その他にもさまざまなメリットをもたらせてくれます。ちなみに、『深呼吸』の調湿効果については、メーカーが行った実験動画もありますので、ぜひそちらも確認してみてください。
ここでは、高機能塗り壁材『深呼吸』が持つ九つのメリットを簡単にご紹介しておきます。
- ・調湿効果
防音室にとって湿度は大きな弱点になります。この壁材は、メーカー試験によると、珪藻土と比べると約3倍の調湿効果を持つという結果が出ています。壁材に含まれる酸性白土と珪藻頁岩が湿度を調整してくれることで、乾燥時に発生しやすいウイルスや多湿時に発生するカビの繁殖を防いでくれます。さらに、適切な湿度を保ってくれるということは、結露を防止してくれるという意味でもあります。 - ・抗菌・除菌効果
『深呼吸』は、光触媒作用の働きと焼成ホタテ貝の除菌抗菌作用を持っています。そのため、壁に付着したウイルスや菌類を99.9%死滅させてくれる働きがあるとされています。この効果により、安全な防音環境を実現します。 - ・消臭効果
防音室は、非常に機密性が高いことから、室内の臭いが気になるという声が意外に多いです。ちなみに、家の中で発生する生活臭については、その多くが雑菌などが作り出すと言われています。『深呼吸』は、室内にあるアンモニアやホルムアルデヒドを吸着し光触媒作用で有機物質を分解してくれますので、高い消臭効果を実現するとされています。防音室以外でも、タバコ臭やペット臭、介護臭の消臭効果をメリットとして導入する方が増えています。 - ・耐火効果
深呼吸は不燃材料です。なお、天然鉱物100%の主原料を使用しているので、万が一、火災が発生したとしても、化学物質を一切使用していないため、有毒ガスや煙を発生させず、煙に巻かれる危険が少ないです。 - ・自浄効果
深呼吸は、100%自然素材ですので、静電気を発生させません。そのため、壁にホコリなどが付着しても、箒で履くことですぐに埃を取り除くことができます。また、紫外線により有機物を分解する機能を持ちますので、壁に醤油や油、飲み物をこぼして汚してしまった場合にも、数カ月で元の状態に戻ります。つまり、内装クロスのように、汚れを理由として張替えなどが必要ありません。 - ・省エネ効果
『深呼吸』に含まれる酸性白土により、壁に無数の気孔ができ、これが空気の層となるため、非常に断熱性に優れた壁に仕上がります。そのため、外気温の影響を受けにくくなりますので、空調機器の効果を最大限発揮することができるようになり、光熱費削減を実現します。 - ・防音効果
壁に生じる無数の小さな孔は、音を吸収する吸音効果を持ちます。そのため、通常の壁材と比較すると、表面吸音性が非常に高くなるので、防音室の壁材としても非常に優れています。 - ・遠赤外線効果
深呼吸は遠赤外線を放射しています。遠赤外線の効果は、岩盤浴などのメリットとして紹介されることが多いのですが、この壁材を採用すれば、日常生活の中で、岩盤浴と同じ効果を期待できると言われています。 - ・有害物質分解効果
光触媒作用と焼成ホタテの除菌抗菌作用で人の健康に害を及ぼす物質またウイルスや菌を99.9%除菌してくれます。
> 高機能塗り壁材『深呼吸』の調湿効果について
> 高機能塗り壁材『深呼吸』の耐火効果について
まとめ
今回は、防音工事の匠が作る防音室について、壁材の標準仕様としている高機能塗り壁材『深呼吸』が持つメリットについて解説してきました。
この記事でご紹介したように、防音室は非常に高い気密性を実現することから、湿気によりカビの繁殖を招き、早期の防音性能の低下などの問題がついて回ります。当然、カビだらけの防音室は、人がカビの胞子を吸い込んでしまう可能性が高くなるので、健康被害を引き起こしてしまうリスクも高くなってしまいます。実際に、弊社が手直しした他社施工の防音室については、完成後数年で、壁の中の断熱材がカビだらけだった…なんてことも非常に多いです。
こういった問題から、防音工事の匠では、お客様がより安全に使用できる防音室を作るため、壁内換気システムや、壁そのものが調湿効果を担ってくれる『深呼吸』の採用など、高機能な防音室になるよう独自研究を進めています。防音室は、導入するのにそれなりのコストがかかってしまいますので、出来るだけ長く使用できるようにしたいと誰もが考えているはずです。弊社の防音室は、防音性能だけでなく、その性能をより長く維持するための機能性まで考えていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
なお、『深呼吸』が標準仕様だと、防音室内のデザイン性が心配…という方もいるかと思いますが、この内壁材は、8色のカラーバリエーションがありますので、お客様が希望するデザインの部屋に仕上がると思いますよ。防音体験ルームに足を運んでいただければ、カラーサンプルなどもご確認していただけますので、お気軽にお問い合わせください!
データ参照:メーカーサイトより