防音リフォームを成功させるためにおさえておくべきポイント

サンテレビ「アサスマ! 」で防音工事の匠が紹介されました!

自宅で過ごしている時、「もう少し静かな環境だったら…」などと、周囲に存在する雑音に不満を感じたという経験は誰にでもあるのではないでしょうか?

私たちが日常生活を送る場所には、さまざまな騒音が存在します。家の中にいても、外から騒音が侵入してくることを始めとして、一緒に生活している家族が生じさせる音が悩みの種になることも珍しくないのです。このような騒音問題については、人々の生活空間がより近くなっていると言われる現代社会では、大きな問題に発展し始めています。実際に、国土交通省によるマンション総合調査のデータを確認してみても、居住者間で発生するトラブルについて、その原因の第一位が「騒音」となっているのです。

集合住宅で生活する人が増えている、戸建てでも家と家の距離が近くなっていることから、一昔前と比較すると、音の問題で隣人同士がトラブルになる可能性が高くなっています。そこで、隣人間の騒音トラブルを未然に防止するための方法として注目されているのが、防音リフォームなのです。この記事では、何らかの音の悩みを抱え、専門業者に依頼して防音リフォームの実施を検討している方に向け、防音リフォームを成功させるためのポイントをご紹介します。

防音リフォームを成功させるためにおさえておくべきポイント

それでは、現在抱えている音の問題について、防音リフォームを実施することで解消しようと考えた時、そのリフォーム工事を成功させるためにおさえておくべきポイントをご紹介していきます。

防音リフォームについては、専門業者に依頼すれば「失敗のしようがないのでは?」と考えてしまう人も多いです。しかし、しっかりと技術を持った防音工事業者に作業を依頼したのに、工事後に「音の問題が解消できていない…」と言った失敗に陥るケースもあるのです。このようなパターンに関しては、業者とお客様の意思疎通がうまくとれていなかった…ということが原因になっている場合が多いので、ここでは同じような失敗をしないためにおさえておくべきポイントを紹介します。

現在抱えている音の悩みを具体的に把握する

防音リフォームは、お客様側が抱えている音の悩みに対して、適切な箇所に的確な対処をしなければ軽減することができません。例えば、「上の階の足音に悩んでいる!」という状況なのに、窓の防音リフォームを実施したとしても、音の問題を解消することができませんよね。

防音工事の失敗でよくあるパターンが、現在の音の悩みを具体的に伝えることができず、適切な対処にならなかったことで「期待した効果が得られなかった…」という結果に陥るパターンが多いです。防音リフォームを実施する際には、現地調査を行う時に、お客様から「どんな音に悩んでいるのか?」しっかりと聞き取りします。しかし、お客様の中には、問題となっている音の悩みを具体的に説明することができす、結果として間違ったリフォーム工事に費用をかけることになってしまう…という事態に陥るケースがあるのです。

防音リフォームを検討し、専門業者に相談する際には、以下のように「抱えている音の悩み」を具体的に解説できるように準備しておきましょう。

  • ・上に住む人の足音が聞こえて眠れない
  • ・隣の部屋から聞こえる話し声やTVの音が気になる
  • ・目の前の公園で遊んでいる子供の声がうるさい
  • ・車の走行音、電車の音など、外部騒音がきになる
  • ・ペットの鳴き声に対して苦情を言われた

まずは、音の悩みに関する内容にをしっかりと把握することから始めましょう。その次に、その音の悩みについて、以下のような観点から具体的にしていくと良いです。

  • ・いつ、どのような音が気になっているのか?
  • ・対象の音はどこから聞こえてくるのか?
  • ・その音によってどのような影響が出ているのか?
  • ・苦情を言ってきた人の方向や距離は?

このように、問題となっている音について、可能な限り詳細な情報を書き出していきましょう。音の種類や発生源の方向、大きさや時間帯などによって必要になる対策が変わります。これらの情報は、「どのような防音対策が必要なのか?」を的確に判断するための情報となります。

「どこまで小さくするのか?」防音の目標を定める

防音リフォームを計画する場合、「どこまで静かにするのか?」のレベルが曖昧なままだと、リフォーム後に「音の問題が解消できていない…」などと後悔する結果を招く可能性があります。

音の感じ方は、人それぞれ異なるため、あなたが許容できる「静けさ」のレベルを考える必要があるのです。なお、防音リフォームを実施したとしても、完全な無音の状態になることはありません。そもそも、完全に無音な空間は、かえって耳鳴りが気になったり、閉塞感を感じたりするなど、人の住環境には適していないとされています。

問題となっている音を「どこまで小さくするのか?」のレベルによって、求められる対策の内容も変わります。例えば、以下のような感じです。

  • 少しでも小さくなれば良い
    気になっている音について、完全に遮断する必要はなく、「少しでも小さくなれば良い」というレベルであれば、簡易的な対策で十分です。例えば、自分で防音カーテンや防音パネルを設置するといったDIYによる対策をひとまず実施してみると良いでしょう。それでも気になるという場合は、防音工事業者に相談して、二重窓や換気口の対策など、比較的安価に実施できる防音リフォームを進めると良いです。
  • 気にならないレベルにしたい
    日常の音が気にならなくなるまで小さくしたいという場合は、問題になっている音を軽減できるような防音リフォームが必要です。「隣家の会話が気になる…」という場合、既存の壁を防音壁に作り変える、家族の生活音が気になるという場合は、自室の扉を防音ドアに交換するなど、比較的高度な防音リフォームを実施します。
  • ほぼ無音状態にしたい
    自宅で楽器の演奏やホームシアターを楽しみたいという方が、近隣住民に迷惑をかけないよう「ほぼ無音に感じるレベルまで音を軽減したい」という場合、部屋そのものを防音室に作り変える必要があるでしょう。ちなみに、「ほぼ無音」と言っても、音漏れが完全に防げるというわけではありません。私たちの周りには、常に30~40dB程度の雑音が存在しているため、防音室は、このレベルの音量まで音漏れを小さくするという対策になるのです。

防音リフォームは、「どこまで音を小さくしたいのか?」によって必要な対策が変わります。具体的な目標レベルを設定することで、リフォーム業者も適切な工事内容や防音材を提案しやすくなります。

マンションの場合は管理規約を確認する

防音リフォームの対象物件がマンションである場合、業者に相談する前に管理規約を確認しなければいけません。防音工事は、専有部分のリフォームとなるため、住人の判断で実行可能と考えている方が多いのですが、専有部分の工事であっても建物の構造や他の住居に影響を及ぼす可能性があるため、管理組合の許可なしの状態で工事ができない決まりになっています。また、窓や玄関ドアに関しては、専有部分ではなく、共有部分という扱いになるため、区分所有者の意思で交換などのリフォームを実施することはできません。

マンションに住んでいる方が防音リフォームを望んだ場合、以下のような点について確認しておきましょう。

  • ・リフォーム工事の事前申請の要否
  • ・工事可能な時間帯や曜日
  • ・使用できる建材の制限
  • ・ドアや窓など、共用部分と接する箇所の取り扱い
  • ・禁止されている工事の内容
  • ・工事に関する連絡・掲示の義務

上記のような内容については、管理規約本体や「リフォーム細則」「専有部分の工事に関する規定」と言った形で明記されていると思います。なお、管理規約については、随時変更などが加えられている可能性があるので、最新のものを入手したうえで確認しましょう。

この他、楽器の演奏やホームシアターの設置などを検討している方については、これらの行為がマンションの管理規約で禁止されていないのか、事前に確認する必要があります。工事が認められていても、目的の行為が禁止されていた場合、防音工事にかけた費用が無駄になってしまいます。

経験豊富な防音工事業者を選ぶ

最後は、防音リフォームを依頼する業者選びについてです。満足のできる結果を得るためには、過去の防音リフォームの事例を多く持っている業者を選ぶことが大切です。特に、高性能な防音室の施工になると、あなたが求めているレベルに近い性能の防音工事を実施したことがあるのかきちんと確認しなくてはいけません。

人々の生活空間が近くなった昨今では、防音リフォームの需要が年々高くなっていると言われています。一昔前までの防音工事は、楽器演奏を生業にする方やホームシアターの設置を検討する方など、特定の方が費用をかけて行うものであったため、対応する業者も限定されていたのです。それが、生活騒音への対処など、防音リフォームの需要が高くなってからは、今まで防音工事などを実施したことがない通常の住宅リフォーム業者が参入してきており、防音に関する知識がないことで、工事後に顧客とトラブルに発展するというケースが増えているのです。

防音に関する知識や技術がない業者を選んでしまうと、以下のような問題に発展する可能性があります。

  • ・費用をかけて工事を行ったのに、期待した効果が得られなかった
  • ・効果がないにもかかわらず、高額な費用を請求される
  • ・関係のない工事を実施される
  • ・部屋のデザインに合わない仕上がりになる

防音工事は、目に見えない音に対処するための工事なので、その他の住宅リフォームと比較すると、専門性が非常に高くなります。したがって、問題になっている音に対して、正しい対処をしてもらうためには、知識と技術、そして経験を豊富に持っている業者を選ぶことが非常に重要になると考えてください。

まとめ

今回は、何らかの音の問題を抱え、防音工事を実施することでその悩みを解消しようと考えている方に向け、防音対策を成功させるためにおさえておくべきポイントをご紹介しました。

記事内でご紹介した通り、防音工事は、専門業者に対策を依頼したとしても、満足のできる結果を得られないケースもあるのです。これは、工事を依頼した業者が防音に関する知識を持たない住宅リフォーム業者であったというケースが多いのですが、実は、お客様側が抱えている悩みを適切に説明できなかったことで、業者側と認識のズレが生じてしまい、間違った対策になってしまう…というケースもあるのです。

防音工事は、問題となっている音に対して、適切な対策を実施しないと言意味がないため、上で紹介した内容はしっかりと押さえておきましょう。

大阪万博の防音工事 大阪万博の防音工事

スタッフ A

大阪で20年間にわたって防音工事に携わってきました。
防音工事に関しての事、音に関する豆知識などを配信しております。

[trustindex no-registration=google]

古民家再生ショールーム防音工事の匠はショールームがあります

ピアノ防音室

実際に防音工事の匠が施工した防音室で防音性能を体験することで、当社の防音室の機能・音響などを体感していただけます。
鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)の建物にショールームがある会社さんが多い中、特に施工後にショールームと性能や音の反響がちがうといったトラブルが戸建てのお客様に多い業界ですが、町家再生事業として難易度の高い防音室を防音性能が最も出にくいとされる木造町家のショールームをご用意いたしました。

このページの先頭へ