担当のこだわり防音工事匠からのひとこと
サックス・フルート・バイオリン・ピアノの演奏や配信を行うスペースとして、将来的には物販やテイクアウトにも対応した店舗としての営業を予定されているお客様より、防音工事のご相談をいただきました。
既存の建物は窓が多く、楽器を演奏すると外部、特に近隣住宅へ音が漏れやすい状態で、実際に苦情や警察への通報につながることもあり、店舗オープンに向けて防音性能の確保が大きな課題となっていました。
当初はご予算との兼ね合いから、天井や床の工事を省き、壁を中心とした部分的な防音対策も検討されていました。しかし、サックスやピアノなど複数の楽器を演奏する用途では、壁だけを対策しても床・天井や建物躯体を介して音や振動が伝わるため、十分な防音性能を確保することが難しくなります。
そこで今回は、浮き床・浮き天井を含め、既存建物から防音室を独立させるルームインルーム構造をご説明し、壁・床・天井を含めた防音工事をご提案しました。
秋頃の新規店舗オープンというスケジュールも踏まえながら、近隣への音漏れ対策はもちろん、楽器演奏・配信から将来的な店舗営業まで、さまざまな用途に対応できる空間を目指して防音計画を行いました。