テレビの音がうるさいと言われた時の対処法をご紹介!
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日常生活の中で、騒音トラブルを引き起こしてしまう可能性が考えられる家電製品はさまざまな物があります。例えば、掃除機や洗濯機などは、使用する時間帯を間違ってしまうと、隣人に迷惑をかけてしまう可能性があるという話はよく耳にすると思います。そのため、掃除機や洗濯機に関しては、消音機能付きの製品なども開発されていて、集合住宅に住んでいる方の中には、消音タイプを使用しているという方も増えているのではないでしょうか?
ただ、家電製品の中でも、特に騒音トラブルに対して注意しなければならないのがテレビです。テレビは、そもそも音を生じさせることを前提とした製品であるため、掃除機や洗濯機のような「消音タイプ」を用意することが難しいです。もちろん、音量を調節する機能があるため、隣人トラブルに発展しないように注意することは難しくないのですが、音が小さすぎるとテレビを見ても楽しめないため、ある程度の音量は確保したいと考える方が多いです。また、テレビによる騒音問題は、隣人との生活習慣の違いから起こることも珍しくなく、なかなか対処が難しい家電製品の一つと言われているのです。
そこでこの記事では、テレビによる騒音問題が起きやすくなる状況や、騒音トラブルを防止するための防音対策について解説します。
テレビが騒音トラブルを引き起こす場面とは
昨今では、若者の中には自宅にテレビを設置しないという方も増えていると言われています。しかし、そうは言っても、テレビは古くから大衆的な娯楽に位置付けられているため、多くご家庭が自宅に設置して毎日さまざまな番組を楽しんでいると思います。
多くの方が使用する家電製品であるため、テレビが隣人との騒音トラブルを引き起こす可能性があると言われても、なかなかその場面がイメージできない…と感じる方も少なくないかもしれません。しかし実は、我々のような防音工事業者に入る相談の中には、「お隣のテレビの音がうるさいから対策をしたい」や「隣人にテレビの音がうるさいと言われたから音漏れを防ぎたい」など、テレビに関する相談も少なくないのです。
それでは、多くの方が自宅で使用しているはずのテレビについて、なぜこの家電製品が騒音トラブルの原因になるのでしょうか?ここでは、テレビを原因とした騒音トラブルが起きてしまう要因についていくつかご紹介します。
テレビによる騒音問題は、使い方や生活習慣が原因
それでは、テレビを原因として発生している騒音トラブルについて、多くの方が当たり前のように使用している家電製品で、なぜ隣人間のトラブルにまで発展しているのかをご紹介します。実は、テレビによる騒音問題は、使い方や隣人との生活習慣の違いによって発生しているケースが多いです。
ここでは、テレビによる騒音問題の主な要因をご紹介します。
- 生活習慣の違い
一つ目の理由は、隣人間の生活習慣の違いがあげられます。例えば、集合住宅にて、日勤と夜勤の方が隣同士で住んでいるというケースでは、勤務時間帯が真逆になるため、テレビだけに関わらず音を原因としたトラブルが発生しやすいです。日勤の方は、日中に仕事をするというサイクルなので、夜になると就寝するという生活になります。一方、夜勤の方は、文字通り夜間に仕事をすることになるため、まさに生活音が生じる時間帯が真逆になるのです。そのため、お互いが寝ようと思った時に、テレビの音などが聞こえてきてしまい、睡眠を妨げられてしまうことでトラブルに発展するのです。ちなみに、日勤同士の方でも、就寝する時間が異なる場合、夜間のテレビの音量などを理由に騒音トラブルに発展するケースもあります。集合住宅などは、お互いが非常に近い場所で生活することになるため、テレビの音量を大きい設定にしている方の場合、音が筒抜けになってトラブルに発展しやすいのです。 - 年齢の違い
これについては、隣人間の騒音トラブルだけでなく、家族間の騒音トラブルも引き起こすケースがあります。人は、年齢を重ねると聴力が低下するとされています。これは、多くの方に見られる自然な現象で、老人性難聴(ろうじんせいなんちょう)などと呼ばれています。つまり、高齢の方の中には、テレビの音量設定をかなり大きくしないと音が聞こえにくいという問題があり、自分ではちょうど良いと感じる音量が、他の人にとっては大きすぎてトラブルに発展しているわけです。集合住宅などは、壁一枚で各家庭の生活空間を遮るような構造になっているため、一日中テレビの音が漏れ聞こえてくるという状況になり、騒音トラブルに発展するわけです。なお、老人性難聴の場合、家族間でテレビの音量設定が合わなくなることも多いため、補聴器などの使用により、音量を下げられるようにした方が良いでしょう。
このように、テレビの音に関しては、生活習慣や年齢などの違いによって騒音トラブルの要因になってしまうのです。音量調整をすれば騒音問題を解消できますが、音が聞こえにくくなるためテレビが面白くなくなる…など、他の問題に発展する可能性があります。
したがって、大きな音でテレビを見ても、隣人に迷惑をかけないようにできる対策が求められるのです。
テレビがうるさい時の対策
それでは、テレビの音がうるさいと感じた時の対策についてもご紹介していきます。ここでは、防音視点の対策と、個人的な対策両面からの対処法をご紹介します。
テレビの音量を調整する
最も単純で簡単な方法と言えば、お隣に音が漏れないレベルまで音量を下げられるようにするという方法です。例えば、以下のような対策が有効でしょう。
- テレビ用のスピーカーを使用する
一つ目は、テレビ用のスピーカーを使用するという方法です。テレビ用スピーカーにもいろいろな種類があり、音が出る方向を限定することで、隣家に音漏れがしにくくなるというものが人気になっています。これ以外にも、スピーカーを体の近くに配置して、そこで音が出るようにすれば、テレビの音量を下げても聞こえやすくなるので、騒音トラブルの防止に役立つでしょう。 - ヘッドフォンを使用する
お隣の方との生活時間がズレていることで生じる騒音問題については、ヘッドフォンを装着することで、外に音が出なくなるようにしてテレビを見るという方法があります。一人暮らしの方であれば、自分だけに音が聞こえれば良いので、騒音トラブル防止の面では最も有効な方法となります。特に、深夜帯などにテレビを見る際には、近隣配慮の視点から音を小さくしなければならないので、ヘッドフォンが非常に有効です。 - 補聴器を使用する
音が聞こえにくいことを理由にテレビの音量を上げているという方の場合、テレビ側で操作するのではなく、聴力側で操作する方が騒音トラブルの心配が少なくなります。自分の聴力に見合った補聴器を購入することで、テレビの音量を下げても問題なくテレビの視聴ができるようになるでしょう。この対策であれば、家族間のテレビの音量問題も解消できるはずです。
上記のように、テレビを見ている人側に対策を施すことで、騒音トラブルを防止することも可能です。
防音対策を実施する
複数人でテレビを見ているというご家庭の場合、ヘッドフォンやスピーカーによる対策では少し不便に感じてしまう場合があります。したがって、この場合は、防音対策を実施することで、音が漏れにくくなるようにしましょう。例えば、以下のような対策が有効です。
- テレビの位置を工夫する
テレビの音が隣家に漏れているという場合、設置場所が間違っているケースが考えられます。例えば、テレビを壁にくっつけるように設置している場合、テレビの音がダイレクトに壁に伝わり、隣家側に漏れてしまいやすくなるのです。したがって、まずはテレビの設置位置を確認し、壁に近い…と感じる場合は、少し離れた位置に配置し直すと良いでしょう。これにより、音が壁にぶつかるまでの距離が遠くなり、反響音を減らすことができます。 - テレビの背後に吸音、遮音材を設置する
テレビの位置を少し前に出すだけでも、音漏れを減少させる効果が期待出来ます。ただ、さらにその効果を高めるためにも、テレビの背後に吸音パネルと遮音シートを設置するという方法を検討すると良いです。吸音パネルと遮音シートは、防音対策として良く活用される素材なのですが、これを組み合わせることで高い効果を期待することができます。特に、テレビの後ろにある壁が、隣家との境界壁になっているというケースでは、テレビの配置を調整するだけでは、音漏れを防ぎきれない可能性があるので、吸音パネルと遮音シートを利用しましょう。ちなみに、そこまで大きな音設定ではないという場合なら、吸音材だけでも問題ないかもしれません。
テレビによる騒音問題については、上記のような簡易的な防音対策でトラブルを防止することが可能です。
ただ、単にテレビを見ているだけではなく、ホームシアターのような使い方をしているという場合、非常に大きな音量設定になっていて、簡易的な対策だけでは音漏れを防げないケースも多いです。映画などを大音量で楽しみたいと考えている方は、上記のような簡易的な防音対策ではなく、専門業者によるホームシアター用の防音工事を依頼すべきです。例えば、既存壁を一度解体して防音壁に作り替える、窓からの音漏れを防ぐために二重窓にするなどの対策を施せば、大きな音でも防ぐことが可能です。
まとめ
今回は、日常生活の中で騒音トラブルの原因になることがある、テレビの音量問題について解説しました。
テレビは、音を生じさせることが前提となる家電製品であるため、どうしても騒音トラブルの原因となってしまうケースがあります。テレビの音量設定に関しては、個人個人「聞き取りやすい」と感じる設定値が異なるため、自分では配慮しているつもりの音量でも、隣人に迷惑をかけている可能性もあるのです。
記事内では、テレビ視聴時に工夫することで騒音問題を防ぐ方法と、簡易的な防音対策をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。ただ、ホームシアターのような使い方をしたいと考えているなら、しっかりとした防音対策を実施するのがマナーと考えておいた方が良いです。