うるさくて勉強に集中できない!受験を控えたお子様のための防音対策とは

今回は、受験生のために知っておきたい、勉強に集中できる環境の作り方をご紹介していきたいと思います。

受験を控えたお子様がいるご家庭は、これからいよいよ本番に向けた追い込みがスタートするわけですので、さまざまな面に気を付けなければいけません。例えば、「落ちる」「滑る」なんてワードを使わないように気を付けるなど、笑い話のような定説もありますが、この時期になると音の問題について我々のような防音工事業者に相談してくる方が非常に多いのです。

受験と防音の関連性に疑問を感じるかもしれませんが、誰でも勉強に集中するのであれば、雑音のない静かな環境を求めるものですよね。特に、受験を控えている子供たちは、皆さんが考えている以上にナーバスになっているケースもあり、「そんな音が気になるものなの?」と思うような些細な音に集中を乱されてしまうケースもあるのです。ご家族間の音の問題であれば、一時的に静かに生活するといった対策も可能ですが、外から侵入する騒音の場合、自分たちの力で静かにさせることなどなかなかできません。したがって、我々のような防音工事業者に相談し、音をシャットアウトできるような防音対策を依頼するわけですね。

この記事では、受験を控えたお子様がいる方に向け、おさえておきたい防音対策について解説します。

どんな音が問題になるのか?

それではまず、受験を控えたお子様がいるご家庭で、どのような音の問題が生じてしまうのかについて考えてみましょう。私たちの日常生活を考えてみると、本当にさまざまな音が身近に存在していて、普通に過ごしているだけであれば多少の雑音はあまり気にならない人の方が多いと思います。

しかし、時と場合によっては、少しの物音が人間の集中力を乱してしまうなんてこともあるのです。ここでは、身近に存在する音の問題について考えていきます。

家族が出す音

意外かもしれませんが、「うるさくて勉強に集中できない!」といった音の問題は、家の中で発生しているケースが非常に多いです。というのも、人が何らかの行動をする限りは、完全に無音の状態を作るなんて絶対に不可能です。食器洗いや洗濯などの家事を行う際には、それなりに大きな音が生じてしまいますし、会話をすれば普通に音が出ますよね。

また、いくら受験を控えているお子様がいたとしても、それ以外の家族も自宅ではリラックスしたいはずですので、テレビを見たり、ネット動画を閲覧したり、音楽を聴くなど、人それぞれの行動を行うはずです。そして、こういったさまざまな音は、当然勉強をしているお子様の耳にきこえますので、「集中を乱されてしまう!」となるのです。

この家族が出す音に関しては、コロナ禍以降、日本国内で拡大しているテレワークでも問題になるケースが多いです。

外部騒音がうるさい

受験生の集中力を乱してしまう騒音には、当然、家の外で発生している音が侵入してくるというケースも多いです。例えば、家の前が幹線道路だ、地域の子どもが遊ぶ公園がある、線路が通っているという条件下であれば、そこで発生する騒音が家の中に侵入してきてしまい、「うるさくて集中できない!」なんてことになってしまいます。

更に、大学受験などになると、深夜まで勉強する方も多いのですが、この場合、隣家で生じる生活音が気になってしまうなんてことも多いようです。特に、都市部の戸建て住宅に関しては、家と家の距離が非常に近くなっていることもあり、お子様の勉強部屋の位置によっては、お隣の風呂やトイレの排水音が気になる、深夜までテレビの音が聞こえるなど、対処のしようがない音の問題を抱えてしまうこともあるようです。
他にも、マンションなどの集合住宅では、上階から足音が聞こえて気になってしまう…なんて声も多いですね。

いくら、お子様の受験だとは言え、他の家族にまで「静かにしていて!」とは言えませんし、なかなか難しい問題になります。

勉強に集中できる環境を作るには?

それでは、受験を控えたお子様がいるご家庭で、音の悩みを解消するためにはどのような対策を行えば良いのでしょうか?ここでは、受験生が落ち着いて集中するための対策について、いくつかの手段をご紹介していきます。

耳栓やイヤホンを使用する

最も簡単な対策が耳栓やイヤホンをするなど、受験生本人が自ら対策を行うという方法です。最近では、長時間つけていても、耳が痛くなりにくい耳栓なども販売されていますし、そういったアイテムで騒音を防ぐという方法は有効です。

ただ、耳栓をすると耳鳴りがする、違和感を感じるなど、逆に耳栓をすることで不快感を感じてしまう方も多いので、こういった対策があまりオススメできないケースも多いです。

別の場所で勉強する

二つ目の対策は、集中できる別の場所に移動して勉強するというものです。例えば、学校に残って勉強するという方法であれば、分からない箇所があればすぐに先生に質問することが可能です。このほかにも、近くの図書館や塾(予備校)の自習室などであれば、音の問題を感じることなく、勉強に集中することができるでしょう。

ただ、これらの方法については、「昼間の自宅周辺に騒音がある」という場合に限り有効な方法となるでしょう。というのも、学校にしても、図書館、塾の自習室などでも、使用可能な時間が決まっていますので、閉館時間になれば自宅で勉強せざるを得ません。特に、学校や図書館に関しては、そこまで遅い時間まで使用できませんし、家族の音が気になる、夜間も自宅周辺に騒音が存在するという場合、あまり効果的な手法とは言えないでしょう。

簡易の防音対策を行う

ここからは、建物に対して防音対策を施し、音を可能な限りシャットアウトするという対策になります。なお、防音対策をする場合、どの音の対策を施したいのかによって、行うべき施策が全く変わってしまいます。例えば、外から侵入する騒音を防ぎたいのに、室内に吸音シートを貼り付けても何の意味もありませんよね。また、マンションなどで、上階から足音が…なんて場合に、天井に遮音シートを貼っても何の効果もありません。

防音対策は、悩んでいる音に対して、的確な対策を施さなければならないので、防音に関する知識が無い方であれば、なかなか効果的な対策にならないのが実情です。個人でも可能な防音対策は、以前別の記事でご紹介していますので、それらを参考に、対策を施してみましょう。

部屋の防音対策をしたい!音の問題を軽減するために知っておきたい部分別防音対策について

関連リンク

部屋の防音対策をしたい!音の問題を軽減するために知っておきたい部分別防音対策について

新型コロナウイルスの拡大により、人々の在宅時間がどんどん長くなっています。業種によっては、テレワークなどと言う新しい働き方が導入されたこともあり、一日の内、ほとんどの時間を自宅で過ごしているという方も多いのではないでしょ […]

部分的に防音工事をしてもらう

問題となっている音が特定できているのであれば、部分的に防音工事を行うのがオススメです。例えば、目の前が公園で、日中は子供の声がうるさくて集中できない…なんて場合であれば、勉強部屋の窓に防音工事を施すことで、劇的に静かな環境を作り出すことが可能です。他にも、家族が出す音が気になるという場合でも、「家族が出す何の音なのか?」をきちんと特定することで、最低限の費用で防音工事を行うことが可能です。

防音工事と聞くと、一室まるまる工事を行って、防音室を作ることをイメージする方が多いのですが、近年では、部分的に防音対策を施し、特定の騒音を防ぐといった工事も増えています。例えば、外からの音の侵入を防ぐために、窓を二重窓にする、上階の足音が気になるから天井の防音工事を行うなど、お客様の悩みに合わせた施工内容をきちんと提案してくれるので、一度防音工事業者に相談してみるのがオススメです。

防音室を作る

最後は、防音工事業者に依頼して防音室を作るという方法です。防音室と聞くと、楽器の演奏やホームシアターなど、大きな音を生じさせる方が必要とすると考える方が多いです。

しかし、防音室というのは、自分が出した音を外に漏らさないだけでなく、外から侵入する音を防ぐという力も持っているのです。そして、防音室であれば、家族が生じさせる家の中の騒音はもちろん、家の外から侵入してくる音も全てシャットアウトすることが可能です。そのため、静かで勉強に集中するための環境を作ることができます。

なお、「防音室は高い…」とほとんどの方が考えてしまうかもしれませんね。確かに、楽器用の防音室などになると、6畳程度の部屋をリフォームした場合、200万円以上のコストがかかってしまうのが一般的です。しかし、受験勉強のための防音室の場合、そこまで大きな音を防ぐわけではないので、数十万円単位の費用で効果的な対策が可能になるケースが多いです。どちらにせよ、見積りまでは基本的に無料で行ってくれますので、一度防音工事業者に相談してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、受験を控えるお子様がいるご家庭に向け、「音がうるさくて勉強に集中できない!」となってしまった時に考えたい防音対策について解説してきました。

私たちの日常生活の中にはさまざまな音が存在していますが、受験勉強中であればそういった音でも、集中を乱してしまう騒音に感じてしまうものです。ただ、普段の家事で生じてしまう音や、外部から侵入する音を全て無くすようなことは誰にもできません。それでは、受験を控えた方がお子様が「音が気になって集中できない」となったとしても、どうすることもできないものなのでしょうか?

そういった時には、この記事でご紹介したように、適切な防音対策を施すことで、音が気にならない程度まで小さくするのをオススメします。

スタッフ A

大阪で20年間にわたって防音工事に携わってきました。
防音工事に関しての事、音に関する豆知識などを配信しております。

[trustindex no-registration=google]

古民家再生ショールーム防音工事の匠はショールームがあります

ピアノ防音室

実際に防音工事の匠が施工した防音室で防音性能を体験することで、当社の防音室の機能・音響などを体感していただけます。
鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)の建物にショールームがある会社さんが多い中、特に施工後にショールームと性能や音の反響がちがうといったトラブルが戸建てのお客様に多い業界ですが、町家再生事業として難易度の高い防音室を防音性能が最も出にくいとされる木造町家のショールームをご用意いたしました。

このページの先頭へ