賃貸アパートで有効な防音グッズをご紹介!

サンテレビ「アサスマ! 」で防音工事の匠が紹介されました!

賃貸住宅に住んでいる場合、近隣騒音に悩まされたとしても、本格的な防音対策を実施することが難しく、快適な住環境を構築するのが難しいのではないか…と考える人が多いです。

賃貸住宅の場合、引っ越しする際には原状回復に関する義務が設けられているため、本格的な防音対策を実施すると、退去する時の原状回復費用が高くなってしまうのです。また、そもそも壁や床、天井を直接傷つけるような防音工事は、賃貸住宅では認めてもらえない場合が多いため、音の悩みを抱えてしまうと、管理会社や大家さんに苦情を申し立てるぐらいしかできないのです。そして、いくら苦情を申し立てたとしても、騒音源となっている方が生活を見直さない限り、音の問題を解消することができず、いつまでたっても静かな住環境が実現しないことに悩まされる人が多いのです。

特に、賃貸アパートに関しては、鉄筋コンクリート造のマンションと比較すると、構造的に防音性能が低くなってしまいます。その結果、上階の足音やお隣の部屋から漏れてくる話し声などに悩まされる可能性が高いと言えます。それでは、実際に賃貸物件で音の悩みを抱えた時には、どのような対処をすれば良いのでしょうか?この記事では、アパートなどで有効に利用できる防音グッズについて解説します。

賃貸アパートで実行可能な防音対策とは?

それではまず、賃貸アパートに住んでいる方が実施可能な防音対策の種類についてご紹介します。専門業者が実施する本格的な防音工事は、既存の壁や床、天井を解体した後、その中に防音材を仕込んだうえで元の壁に戻すといった対策となります。ただ、賃貸でこのような対策を実施すると、退去時に元の状態に戻さなければならないため、原状回復費が高くなるのです。また、冒頭でご紹介した通り、物件そのものに加工を加えるような対策は、管理会社や大家さんが認めてくれないため、実施することが難しいのです。

それでは、賃貸アパートなどに住んでいる方が、退去費の増加などを気にせずに実施できる防音対策とは、どのような方法があるのでしょうか?ここでは、賃貸でも実行可能な主な防音対策をご紹介します。

①自分の足音で迷惑をかけないようにする防音対策

賃貸アパートにおける騒音トラブルについては、騒音に悩まされるだけでなく、自分が騒音源にならないようにするという視点を持つ必要があります。アパートは、建物が持つ防音性がそこまで高くないため、部屋の中を歩いている時の足音が階下に響き、苦情が出てしまうケースがあるのです。特に小さなお子様がいるご家庭などは、足音によって階下の方とトラブルを抱えやすいので注意しましょう。

足音対策として最も手軽に始められる方法が、床にラグやカーペットを敷く、部屋の中を移動する時にはスリッパを履くといった方法になります。昨今の賃貸住宅は、床材として硬いフローリングが採用されている場合が多いのですが、このような物件は、足音やイスを引いたとき音、硬いものを落とした時の衝撃が、ダイレクトに階下に伝わりやすいです。そのため、その衝撃を防ぐため、クッション性のある素材を床に設置し、音が伝わらないようにすると良いのです。

小さなお子様は、スリッパを用意してもなかなか履いてくれません。そのため、子供の行動範囲に、足音を和らげるラグやカーペットを敷くと良いです。なお、ラグの下に防音マットなどを敷く、防音仕様のラグを採用すると、さらに防音性が高くなります。

②窓の防音対策!カーテンを交換する

外部騒音の侵入や、室内で発生した生活音の漏れは「窓から音が出入りする」ことが原因になっている場合が多いです。窓は、壁と比較すると、非常に薄い素材であり、構造的に隙間が生じるようにできているため、どうしても防音上の弱点となってしまうのです。

したがって、車の走行音や通行人の話し声などに悩んでいるという場合、この窓部分の防音性を高めてあげるという方法が有効です。そして、窓部分の防音対策として最も手軽で有効な方法が、設置するカーテンの種類を工夫するという方法です。カーテンは、日差しの侵入を防ぐ、外部の視線を遮りプライバシー性を確保するという点が主な目的となるのですが、一般的なカーテンはそこまで防音性が高くありません。

ただ、昨今では、窓部分の防音性を高めるために、遮音性能を高めたカーテンや吸音効果が高いカーテンが登場しています。つまり、窓に設置するカーテンを、これらの遮音もしくは防音カーテンにすることで音の悩みを軽減することができるのです。

③隙間をなくす

音は、空気の振動で伝わっていく空気音と物体の振動で伝わる固体伝搬音があります。空気音は、僅かな隙間でも漏れてしまう音で、これが日常生活上の騒音となってしまうのです。そして、賃貸アパートなどの騒音問題については、窓やドアに生じる隙間から音が出入りし、住人を悩ませているというケースが多いです。

先程も紹介した通り、窓は、構造上隙間が生じる作りになっています。これは、換気や人の出入りのために開閉される部分となるため、レール部分にわずかな隙間が生じてしまうのです。また、築年数が経過した物件の場合、窓枠の経年劣化で隙間が生じている場合もあります。この隙間が、外部騒音の侵入や音漏れの原因となります。したがって、この隙間を埋めてあげることで、音の侵入を防ぎ、騒音問題を軽減するという方法が有効です。

なお、ドアに関しては、換気がなされるために閉じていても隙間が生じるような構造になっています。1Kのアパートなど、玄関からさほど距離が離れていないという物件の場合、隣家の玄関ドアが開閉される音が聞こえてきて悩まされるというケースがあります。この場合、玄関部分と居室を仕切る室内ドアの隙間を埋めてあげれば、騒音を軽減できるかもしれません。

④家具や家電の配置を工夫する

お金をかけずにできる防音対策としては、室内に配置する大型の家具や家電の配置を工夫するという方法があります。

例えば、壁が薄いことが原因で、お隣の生活音に悩まされているという場合、騒音源となっている部屋側の境界壁部分に、背の高い本棚やクローゼットを配置することで、この家具類が遮音効果や吸音効果を発揮してくれて、音の問題を軽減してくれる可能性があります。これは、家具類が音を遮るための障壁となってくれるためで、「壁+家具類」と言う2段階の防音で騒音を軽減できるのです。

なお、テレビの音声などについてお隣から苦情が出た…というケースでは、テレビやスピーカーの配置に問題があるケースが考えられます。実は、壁にピッタリとくっつける形で音が出る家電を配置すると、壁に直接振動が伝わり、お隣の部屋で拡散されてしまいやすくなるのです。したがって、このような問題を防止するためには、壁から少し(10~15cm程度)離した状態で配置すると良いです。

⑤DIYによる防音対策

賃貸アパートの防音対策では、市販の防音アイテムを利用してDIYで防音環境を構築するという方法もあります。先程紹介した通り、専門業者による防音工事は、部屋そのものを傷つけてしまう可能性が高いため、退去費が高くなる、管理会社などに工事を認めてもらえないという問題が立ちはだかります。

しかし、DIYによる簡易の防音対策であれば、部屋を傷つけずに防音環境を構築することができるようになっているのです。例えば、両面テープなどを用いて壁に設置するだけの防音パネルや、階下との騒音問題を起こさないための防音マットなど、特殊な工具や施工を必要としない防音アイテムがたくさん販売されています。

使用する防音アイテムを選ぶときには、壁や床、天井を傷つけずに設置できるかどうかを確認しながら選ぶと良いです。例えば、固定方法について、釘やビスを使わず粘着テープを採用する製品などが安全です。

賃貸アパートに有効な防音グッズについて

賃貸アパートで実行可能な防音対策の種類が分かっていただけたところで、どのような防音グッズを使用すれば良いのかについても解説していきます。

防音対策に使用するアイテムと聞くと「一般人では入手できないのでは?」と考える人が多いかもしれません。しかし昨今では、ホームセンターやネット通販を利用すれば、誰でもそれなりの性能を持つ防音グッズを手に入れることができるようになっています。そこでここで、賃貸アパートの騒音問題を解決することができるかもしれない防音グッズの種類について解説します。

隙間テープ

安価に購入することができるのに、それなりに高い防音効果を期待することができるアイテムが隙間テープです。

隙間テープは、窓や室内ドアに生じる隙間を埋め、音の侵入や漏れを防止することができます。具体的な使い方は、窓のレールや引き違い部分にある隙間にテープを使うことで、窓を閉じた時に生じる隙間を可能な限り少なくすることができるようになります。その結果、空気音の出入りを少なくすることができ、静かで快適な住環境を構築することができます。

この隙間テープは、ホームセンターなどで販売されていますが、最近では100円均一などでも販売されています。100円均一の物は耐久性などに劣る可能性があるので、頻繁な交換は避けたいと考えるなら、ホームセンターなどで購入すると良いでしょう。それでも数千円で揃えることができるはずです。

防音カーテン

二つ目は防音カーテンです。こちらは、窓に設置するカーテンを防音仕様の物にするだけで、窓部分からの音の出入りを軽減してくれるという防音グッズとなります。隙間テープと併用することで、さらに高い効果を期待することができます。

防音カーテンは、遮音(音を反射)と吸音(音を吸収)の両方の機能を持つ多層構造や特殊加工生地で作られたカーテンとなります。特殊な織り方が採用されている吸音効果を発揮する物や、カーテンの一部に遮音シートが組み込まれていて、遮音性を高めているなど、さまざまなタイプが存在します。防音カーテンは、窓部分に吊り下げるだけで音の出入りを軽減してくれる非常に有効な防音グッズとなります。

注意が必要なのは、隙間テープなどと比較すると、非常に高額な製品である点です。一般的なカーテンであれば、数千円で購入できますが、グレードの高い防音カーテンは、数万円以上の販売価格となります。さらに、高グレードの防音カーテンは、かなりの重量があるため、通常のカーテンを吊るすためのカーテンレールでは重みに耐えられない可能性があります。この場合、カーテンレール事交換しなくてはならなくなるので、対策前に管理会社などに許可をとる必要があります。

防音マット・シート

防音マットやシートは、床に敷くだけで足音などの伝わりを軽減してくれる製品です。先程紹介した通り、ラグなどを敷く時、その下に防音マットを設置すれば、音や振動を効率的に吸収し、階下への音の伝わりを大幅にカットしてくれるのです。

足音が気になるリビングや子供部屋、振動音が気になる洗濯機の下などに設置しておけば、階下の方との騒音トラブルを防止することができます。なお、最近では、ラグやカーペットと一体となった防音マットなども販売されているので、部屋の雰囲気に合うものやデザイン性が気に入るものがあれば、防音仕様のラグやカーペットを購入し、床に敷くと良いです。

防音パネル

最後は、防音パネルと呼ばれる製品です。これは、吸音材と遮音シートを組み合わせたパネル状の製品で、壁に設置することで室内の反響を抑えたり、隣室からの音の侵入を軽減するという効果が期待できます。

最近では、デザイン性が考慮された防音パネルが登場していて、隣室との境界壁全体をこのパネルで覆うことで、お隣の住人との騒音トラブルを防止することができるようになります。賃貸物件用の防音パネルは、釘やビスで固定するのではなく、粘着テープで設置ができるような仕組みになっているので、退去時の原状回復費のことも気にしなくて良くなります。

なお、防音パネルによる対策は、壁全面に隙間なく設置する必要があるため、大量のパネルを購入しなくてはいけません。その結果、材料費の部分だけで10万円近いコストがかかるケースもあるなど、簡易防音の中では費用が高くなるので注意しましょう。

まとめ

今回は、賃貸住宅に住んでいる方が、静かで快適な住環境を実現するため、中温煦したい防音のポイントと防音対策を実施する時に利用できる市販の防音グッズについて解説しました。

記事内でご紹介した通り、賃貸住宅の防音対策は、専門業者に防音工事を依頼するという方法がなかなか採用できません。音の問題を抱え、それを解消したいと思っても、建物そのものを傷つけるような対策を管理会社や大家さんに認めてもらうことができないため、本格的に防音性能を高めるような対策が実施できないのです。また、防音工事を認めてもらったとしても、退去する時には元の状態に戻さなければならない可能性があり、この場合、防音工事以外の部分にも多額の費用が掛かってしまいます。稀に、部屋の性能が高まるという点をメリットに感じて、防音対策を施した状態のままで退去が認められる可能性もありますが、この場合、防音工事を実施する前に、きちんと大家さんと取り決めを行っておかないといけません。

したがって、賃貸住宅で音の悩みを抱えた時には、この記事でご紹介したようなアイテムを利用して対策を施してみると良いでしょう。どうしても音の問題を解消できない…と言う場合は、引っ越しを検討するのが最も手っ取り早い対策となります。

大阪万博の防音工事 大阪万博の防音工事

スタッフ A

大阪で20年間にわたって防音工事に携わってきました。
防音工事に関しての事、音に関する豆知識などを配信しております。

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