担当のこだわり防音工事匠からのひとこと
横浜市の3階建て新築戸建にて、1階の約6畳の洋室を、グランドピアノ(カワイRX1)の演奏・レッスンに使用できる防音室にしたいとのご相談をいただきました。
今回は、以前弊社で防音工事を施工させていただいたご友人からのご紹介をきっかけにお問い合わせいただきました。実際に完成した防音室や施工後のご感想を聞かれたうえで、ご相談いただいた案件です。
お客様は「深夜でも演奏できるほどの高い防音性能」までは必要とされておらず、近隣への音漏れをある程度抑えながら、できるだけコストとのバランスを取りたいというご希望でした。
当初は、防音サッシや防音ドア、防振材、防音換気フードなどを使用した部分的な防音対策についても他社様と比較検討されていました。しかし、グランドピアノを使用するレッスン室では、窓やドアなどの開口部だけでなく、壁・床・天井を含め、部屋全体から伝わる音や振動を考慮することが重要です。
そこで、必要以上に防音性能を高くしてコストをかけるのではなく、演奏時間や使用目的、建物条件、ご予算を踏まえ、必要な防音性能・室内の広さ・費用のバランスを考えた防音室をご提案しました。
また、新築住宅のお引き渡し前からご相談いただいていたため、内覧会のタイミングに合わせて現地を確認。室内寸法や窓・ドアの位置などを確認しながら、グランドピアノを設置した後もレッスンに必要なスペースを確保できるよう計画しました。
防音工事は、必ずしも最高性能を目指すことが最適とは限りません。
今回は、グランドピアノのレッスン室として必要な防音性能と使い勝手、完成後の広さ、コストのバランスを重視した防音室づくりとなりました。