担当のこだわり防音工事匠からのひとこと
分譲ワンルームマンションにお住まいのお客様より、深夜から朝方にかけて聞こえてくる話し声や騒ぐ声に悩んでいるとのご相談をいただきました。
音は隣室もしくは上階から聞こえてくるものの、室内で反響していることもあり、実際にどこから伝わってきているのか発生源を特定することが難しい状況でした。
鉄筋コンクリート造(RC造)のマンションであっても、騒音は壁や天井などを通して直接伝わる空気伝播音だけでなく、床・壁・躯体などを介して伝わる固体伝播音もあります。そのため、実際に音が聞こえる方向と発生源が必ずしも一致せず、原因の特定が難しいケースもあります。
本来は騒音の発生源側で対策することが効果的ですが、集合住宅では他の住戸を工事することは現実的に難しいため、今回はお客様が最も静かに過ごしたい居室側を防音する方法をご提案しました。
特にワンルームマンションでは、限られた室内空間の中で防音性能を確保しながら、完成後の居住スペースをできるだけ広く残すことも重要になります。建物の構造や音の伝わり方を考慮しながら、居室全体を防音室として施工しました。
外へ音を漏らさないための防音だけでなく、外部や隣接住戸から入ってくる騒音を低減し、静かな住環境をつくることも防音工事の大切な役割です。
今回は、深夜・早朝でも安心してゆっくりとお過ごしいただける、快適な居住空間を目指した防音工事となりました。